CLASSIC TEAM LOTUS/ LOTUS F1 FILE 15 - LOTUS 79

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LOTUS F1 FILE 15 - LOTUS 79

Photo:Mobility land/Suzuka Circuit
歴代ロータスF1マシンをご紹介していくLOTUS F1 FILE。第15回目となる今回は、チーム・ロータスに最後のドライバーズ&コンストラクターズ・タイトルをもたらしたメモリアルマシン、ロータス79をご紹介します。

LOTUS 79

F1初の本格的グラウンドエフェクト・マシンとなったロータス78は、エンジントラブルなどが原因による失点が重なりタイトル獲得は叶わなかったものの、77年シーズン中に5回の優勝と7回のポールポジションを獲得する大活躍を遂げた。
しかしながら逆ウイング形状となったサイドポンツーン下面で発生するダウンフォースのバランスが悪く大きなリアウイングを必要とするなど、コーリン・チャップマンはタイプ78の完成度に満足しておらず、25%の空力効果の向上を見込んだ新型車の開発を推し進めることになる。
こうして生まれたのがタイプ79だ。タイプ78開発の主要メンバーであったラルフ・ベラミーとトニー・サウスゲートが離脱したため、チャップマンのアイデアを元にピーター・ライト、マーティン・オグルビーらによって設計された79の最大の特徴は、サイドポンツーン下のベンチュリートンネルにスムーズな気流を作ることを目的に燃料タンクをシート背後にまとめたスリムなモノコックにあった。またモノコックの材質をアウターパネルもかねていた78のアルミハニカムから、形状的な自由度の高いシングルスキンのアルミパネルへと変えることで、軽量化と車体上面の整流効果の向上も実現していた。
加えてインボードダンパースプリングをもつロッカーアーム・サスペンション、スライディングスカートの採用、ベルハウジングへのオイルタンクの移動など徹底したスリム化により、理想的なベンチュリートンネルの確保に成功。ウイングカーとしてのひとつの完成形を作り上げた。
その一方、コンパクトなロータス・ゲドラグ・ギアボックスの失敗、攻め過ぎたモノコックに起因する剛性不足などの要因で開発が遅れ、公式戦への投入は78年第6戦ベルギーGPからとなったが、いきなりマリオ・アンドレッティがロータス78に乗るロニー・ピーターソンを従え1-2フィニッシュ。ピーターソンにも79が用意されたスペインGPでも1-2フィニッシュを飾る圧倒的な強さを見せつける。
その後もフランス、ドイツ、オランダでアンドレッティが優勝。イタリアGPで不慮の死を遂げるピーターソンもオーストリアで優勝を飾り、78で戦ったシーズン前半と合わせてアンドレッティが64点、ピーターソンが51点を獲得し、ドライバーズランキングで1-2を独占。コンストラクターズでも2位にフェラーリに28点の大差をつける86点で見事チャンピオンに輝いた。
翌79年シーズンも新型車80投入までの“つなぎ”として参戦を続けた79だが、ウイングカーを“理解”したライバルたちを前に急速に戦闘力が低下。タイプ80の失敗もあり、リアサスペンション、ウイングなどの改良が施されながらシーズン最後まで使用されるものの、アンドレッティと新加入のカルロス・ロイテマンをもってしても2度の2位入賞(いずれもロイテマン)が最高という結果に終わっている。
タイプ79は78年に4台、79年にBスペックとして1台の合計5台が製作されたがいずれも現存。そのうちクラシック・チーム・ロータスでは79/2と79/3の2台を所有しており、2018年の RICHARD MILLE SUZUKA Sound of ENGINEでは79/2が来日し、マスターズ・ヒストリック・フォーミュラ・ワンに参戦している。
79のシャシー。燃料タンクをシート背後にまとめたことで、ナローになったモノコックは直線的だった78から一変した。インボード化され、モノコック内に収まったフロントのダンパースプリング・ユニットの様子もわかる。
パネルをシングルスキンのアルミとすることで軽量化を図った79のモノコック。72の時代に戻ったようなサイドパネルの低さにチャップマンらしい潔さが感じられるが、深刻な剛性低下を招き、マシンとしての寿命を縮める結果となった。
スリム化したモノコック、インボードダンパースプリングをもつロッカーアーム・サスペンション、インボード・ディスクブレーキ、そして上方排気などの採用で理想的なベンチュリートンネルを確保した79。その後のウイングカーの基礎を築いた画期的なマシンといえる。
この時代の定番というべきコスワースDFV V8ユニット。非選手権のシルバーストーンに投入された際にはカウル内で排気されていたが、公式戦へのデビューまでに上方排気へと変更されている。シート背後にまとめられた燃料タンクを内包するモノコックにも注目。
タイプ80の失敗を受け、急遽79年シーズン中に製作されたタイプ79B シャシーナンバー79/5。リアブレーキのアウトボード化やサスペンションの改良など、手が加えられたが、状況は改善しなかった。この79/5はアンドレッティが南アフリカとロングビーチで4位、イタリアで5位に入った履歴をもつ。
●LOTUS 79 Specification
・ 生産台数:5台
・ エンジン:フォード・コスワースDFV V8
・ 排気量/形式:2993cc V型8気筒 DOHC
・ 最高出力:480bhp

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ぜひご覧ください。

1978 LOTUS79 BELGIUM Mario Andretti No.5

ロータスに最後のワールドタイトルをもたらした79だが、その開発は意外にも難航し、実際に実戦に投入されたのは第6戦ベルギーGPからだった。このモデルは見事にデビューウィンを飾ったベルギーGP仕様を再現したモデル。特徴的な高いロールバーやカウルの造詣、オリンパスが参画していないJPSカラーなど、特徴的なディテールを完全再現。ベルスターを被ったマリオのフィギュアも付属しています。
●1/43スケール レジンモデル
●限定1000個

Type 79 General Arrangement Drawing

タイプ78で実践したグラウンドエフェクト理論を最適化し、究極のウイングカーとして1978年に登場したタイプ79。これはクラシック・チーム・ロータスの倉庫に保管されていたオリジナルの4面図をプリントしたもので、マリオ用の背の低いロールバーを装着した仕様で描かれている。お部屋やガレージのインテリア、または模型製作用の資料として最適。
●サイズ:800mm×600mm

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