CLASSIC TEAM LOTUS/Classic Team Lotus Profile No.2 - Bob Dance

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Classic Team Lotus Profile No.2 - Bob Dance

■ボブ・ダンス Bob Dance
クラシック・チーム・ロータスのスタッフやメンバーを紹介するClassic Team Lotus Profile。第2回目となる今回は、CTLの生き字引的存在であり、そのメカニック人生の大半をTeam Lotusと共に歩んでいるボブ・ダンスです。

ボブ・ダンス Bob Dance

チーム・ロータスの主要なOBのひとりとして、今もClassic Team Lotusをサポートし続けているボブ・ダンス。彼とチーム・ロータスとの馴れ初めは、1960年に遡ります。
彼がそのキャリアをスタートさせたのは、ちょうどロータスがチェスハントに移転したばかりの頃。レーシングカー製造部門であるロータス・コンポーネンツに配属された彼は、ロータス18F1や、2シータースポーツである19の組み立て作業に従事したといいます。
また、当時ロータスのレースカーに使用されていたコロッティ-フランシス製のギアボックスの改良に尽力し、そのオーソリティとしても名を馳せました。
1965年、コーティナ・ロータスのレース担当となった彼は、アメリカでのレース活動のサポートに従事。ちょうどそのとき、INDYに参戦している部隊の人材が不足したため急遽チームに合流し、ジム・クラークによる歴史的なINDY初制覇の場面に立ち会ったというエピソードももっています。
その後、1967年にF2部隊のチーフを務めた彼は、1968年にF1部隊のチーフメカに抜擢。シーズン中にクラークが事故死する悲劇に見舞われますが、グラハム・ヒルによるWタイトル獲得の立役者として、チームに貢献しました。
(一番左端がボブです)
ところが1969年、彼はチーム・トランスポーターのドライバーに異動。それを受け、彼は1970年にSTPマーチ・チームへと移籍。その後ブラバム渡りメカニックとしての活動を続けます。
1977年、チャップマンに請われてチーム・ロータスに復帰した彼は、チーフメカニックとして活躍。1978年のマリオ・アンドレッティの大活躍を支えたほか、ロニー・ピーターソン、エリオ・デ・アンジェリス、ナイジェル・マンセル、アイルトン・セナ、中嶋悟、ネルソン・ピケ、ミカ・ハッキネンなど、あらゆるドライバーをサポート。実質的にチーム・ロータスが活動を休止する1994年までチームとともに行動し続けました。
チーム・ロータス消滅後は、ノーフォークを拠点としていたトムスGBのメカとして活躍。その後を引き継いだr.t.n.(レーシング・テクノロジー・ノーフォーク)に参画したこともあり、両社の代表であった元トヨタ・ワークス・ドライバーの鮒子田寛とも長い交流を持っています。
第一線を退いたあとは、クライブに請われクラシック・チーム・ロータスの活動に参画。その長い経験を生かし、多くのマシーンのレストアやメンテナンスを手がけるとともに、過去のチーム・ロータスを知る生き字引としても欠かせない存在になっています。
このようにボブ・ダンスは、50年以上におよぶチーム・ロータスの歴史を守る、クラシック・チーム・ロータスを象徴するメンバーのひとりでもあるのです。
Photo:
(c) Classic Team Lotus
(c) Coterie Press
(c) Ford Motor Company
Kozo Fujiwara(B-Rev)

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