FIA マスターズ・ヒストリック・フォーミュラワン選手権
バルセロナ・ラウンドで久保田克昭×ロータス72Eが優勝!
Photo:Kozo Fujiwara
クラシック・チーム・ロータス・ジャパン代表の久保田克昭は、さる4月5日から6 日にかけてスペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで開催されたFIA マスターズ・ヒストリックF1シリーズに愛機ロータス72Eとともに参戦。レース1、レース2ともに見事優勝を飾りました!
Photo:Kozo Fujiwara
今回のバルセロナ・ラウンドには、1978年以前の非ウイングカークラス、1979年以降のウイングカークラス合わせて32台ものマシンがエントリー。
本家F1をも上回る台数に、ヨーロッパにおけるヒストリックF1の盛り上がりぶりが伺えます。
Photo:Kozo Fujiwara
今季初の参戦となるCTL Japan 代表の久保田克昭。本国Classic Team Lotusからのエントリーで 愛機ロータス72Eとともにレースに臨みました。
Photo:Kozo Fujiwara
さらにサポートして日本からハナシマ・レーシングのスタッフも同行。日英共同で盤石の体制を整えました。
Photo:Kozo Fujiwara
今回はレースウィーク中に2レースを開催。久保田のライバルは同じプレ1978クラスを闘う若武者ミッシェル・ライオンズの駆るヘスケス308E。ライオンズは前回のモナコ・ヒストリックGPで優勝を果たした腕前の持ち主。しかも1977年製のヘスケスに対し、久保田の72Eは1973年仕様であるため、不利は否めません。
レース1はポールポジションを獲得したサイモン・フィッシュのエンサインN180が好スタートを決めますがオープニングラップで、ライオンズのヘスケスが非ウイングカーにも関わらずトップを奪取。久保田も負けじとトップグループに喰らいつき、虎視眈々とチャンスをうかがいます。
そんなレースに転機が訪れたのは9周目。ライオンズのヘスケスが電気系トラブルでリタイア。 久保田はこれによりプレ1978クラスのトップに立ち、マクラーレンM23、エンサインMN177を従え 見事優勝を飾りました。
Photo:Kozo Fujiwara
さらにレース2でも盤石な走りを披露して優勝。
来るべき、5月のモナコ・ヒストリックGPに向けて幸先のいいスタートを切りました。
みなさん、応援宜しくお願いします!