CLASSIC TEAM LOTUS/Goodwood Revival Meeting 2018

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Goodwood Revival Meeting 2018
グッドウッド・モーターサーキット 2018年9月7~9日

1966年に閉鎖されたサーキットをレストアし、あらゆる物を66年以前の世界に統一して行われる、世界でも稀なヒストリックカー・レース、グッドウッド・リバイバル。今年で記念すべき20周年を迎えたこのレースにClassic Team Lotus Japanの久保田克昭が、愛機ロータス30とともにエントリー。また本国Classic Team Lotusの面々も各カテゴリーに大挙参戦してきました。
Whitsun Trophy
大排気量モンスター・マシンによる大迫力レース!
1966年までのレーシング・プロトタイプによるグッドウッド・リバイバルで最も獰猛で激しいレース、ウィットスン・トロフィー。ローラT70、マクラーレンM1A、フォードGT40といったマシンが揃うこのレースに久保田は今年もロータス30S2で出場しました。
春のメンバーズ・ミーティングでギヤボックスの不調など初期トラブルに悩まされた30は、このインターバルの間にエンジン、ギヤボックス、ホイール、ブレーキ、シートなど、あらゆる部分に手を加えパフォーマンス・アップ。先日のオールトン・パーク・ゴールドカップでクラス優勝を果たした久保田も気合十分でサーキット入りしました。
今回のグッドウッドは終始快晴に恵まれたこともあり、コースはグッドコンディデョン。参加台数が多く混み合う中、久保田はマシンとの対話を深めながら、予選で徐々にペースアップ。そしていざアタック……という矢先に右リヤサスペンションが折れるトラブルが発生。冷静な判断でクラッシュすることなくコースサイドにマシンを止めることはできたものの、あっけなくリタイアになってしまいました……。
……しかしCTLの面々は諦めていませんでした。コースから引き上げると早速原因究明とともに修復を開始。翌日のレースに間にあわせるべく、夜中の11時までかかって壊れたサスペンションを見事元どおりに直してみせました。
「クルマを直したので決勝に出られる!」というメールがクライブ・チャップマンから久保田の元に届いたのは、土曜の深夜だったといいます。
予選でのタイムアタックができなかったため23番手と後方からのスタートとなってしまいましたが、メカニックたちのおかげで記念すべき20周年大会のグリッドにつくことができました。
そしてスタート! 久保田は絶妙なタイミングでスタートし、いくつか順位を上げますが1コーナーの進入で他車に追い出されてしまいコースアウト。エンジンが止まってしまったため、最後尾での戦列復帰となります。しかし、その際にサスペンションのピロボールが破損してしまったため、レースの続行は不可能となり、リタイアとなってしまいました。
不運が重なってしまい残念な結果となってしまいましたが、マシン、ドライバーともにポテンシャルは上がっているだけに、来年こそリベンジをしたいと考えています!
Result
DNF Katsuaki Kubota Lotus 30
Glover Trophy
グッドウッド史に残る好レースを展開!
グローヴァー・トロフィーは1961年から65年までの1.5リッターF1マシンを対象に行われるスプリントレース。CTLからは今年のモナコ・ヒストリックで前人未到の4連覇を果たし、このリバイバルでも常勝のアンディ・ミドルハーストのロータス25を筆頭に、2016年のウィナーであるニック・フェネルのロータス25、さらにベテラン、アンドリュー・ビューモントの24とダン・コリンズの21の4台がエントリーしています。
「コースが荒れる前にタイムを出したかった」と序盤で好タイムを記録したアンディの25が2位に約2秒差をつけてポールポジションを獲得。ニックの25は12位から、アンドリューの24は13位、ダンの21は16位からそれぞれスタートします。
いつもの必勝パターンで序盤から逃げたいアンディでしたが、珍しくスタートミス。数台に先行されて1コーナーに入ります。しかしその後レース巧者らしい見事な動きであっという間にトップに立つと、ハイペースで後続を引き離しにかかりたいところでしたが、ここでアンディのライバルとしてモナコでも熾烈なバトルを繰り広げたジョー・コルサッコのフェラーリ1512が猛追。両車はコースのあちこちでトップ争いを繰り広げます。
しかしながら予選後ウォーターポンプのトラブルでエンジンを降ろすなどトラブルに見舞われていたアンディのマシンは最高速がいつものように伸びず、結局ジョーのフェラーリに逆転を許し、2位でゴールとなりました。
CTLとしては悔しい結果でしたが、レース直後のアンディのこの表情からもわかるとおり、熾烈を極めながらもクリーンだったバトルはグッドウッド史に残る素晴らしいものに。長年アンディの後ろ姿に迫りながらも中々勝つことができなかったジョーが、インタビューの際に感極まって涙ぐむなど、非常に感動的なレースとなりました。
Result
2nd Andy Middlehurst Lotus 25
10th Andrew Beaumont Lotus 24
12th Dan Collins Lotus 21
DNF Nick Fennel Lotus 25
Richmond & Gordon Trophies
フォルチのロータス16は惜しい結果に
1954年から60年までの2.5リッターGPマシンを対象とし、フロントエンジン車、リヤエンジン車混走で行われることとなったリッチモンド&ゴードン・トロフィーズ。CTLからはモナコ・ヒストリックで3位に入ったスペインのホアキン・フォルチがロータス16でエントリーしました。
予選上位6台の中に3台のロータス16が入るという展開の中、ホアキンの16は6番グリッドを獲得。決勝ではスタートの混乱をうまく潜り抜け、オープニングラップで3位に上がる素晴らしい走りをみせます。
しかしながら、他車のスピンに巻き込まれる形で最後尾へ転落。そのまましばらく走行を続けましたが9周でリタイアという結果に終わってしまいました。
Result
DNF Joaquin Folch-Rusinol Lotus 16
このように今回のグッドウッド・リバイバルはCTLには中々辛い結果となってしまいましたが、これもレース。マスターズ・ヒストリックなどこの後も2018年シーズンは続いていきますので、引き続き応援のほど宜しくお願いします。
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