CLASSIC TEAM LOTUS/Goodwood Revival Meeting 2017

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Goodwood Revival Meeting 2017

今年も世界一格式の高いヒストリックカー・レース『グッドウッド・リバイバル・ミーティング2017』が、9月8日から10日にかけて、英国グッドウッド・サーキットを舞台に開催されました。
今回、Classic Team Lotus Japan代表の久保田克昭は、本国Classic Team Lotus所有のロータス30S2で、スポーツカーレースの最高峰であるウィットスン・トロフィーに初参戦。
さらに愛娘の麻莉ちゃんも、オースティンJ40ペダルカーによるワンメイクレース、セットリントン・カップに日本人として初めて参戦。もちろん親子揃ってのグッドウッド参戦も日本初となります!
久保田がドライブしたのは、1965年のシルバーストーン・マルティニ・トロフィーでトレヴァー・テイラーがドライブした経歴をもつ、バムフォードJCBチームのロータス30S2/9。
ウィットスン・トロフィー初参戦どころか、この30に乗るのも金曜日の予選が初めて! しかも開始直前に降った大雨のため路面はヘビーウエットという最悪の状態でしたが、冷静に少しずつクルマとの対話を深めていった久保田は、5周目に1分58秒042を記録して、12番グリッドを獲得。
このタイムはロータス30勢の中でぶっちぎりのトップタイムだったばかりか、並み居るフォードGT40、ローラT70勢にも肉薄する素晴らしいタイムとなりました。
ウィトスン・トロフィーは土曜のメインレースとして夕方に開催されるのですが、なんとここに来てまたも大雨。アッセンブリーエリアにも緊張が走ります。CTLのマネージャー、クリスもとにかく安全にと久保田にアドバイスを送ります。
フォーメーションラップが始まった段階では、このような大雨。暴れる4.7リッター・フォードV8を御しながらの慎重かつ大胆なドライブが要求される難しいレースです。
レースがスタートすると、少し空が明るくなってきたのですが、久保田のロータス30 はグリッドでギアが入らないトラブルに! なんどかのトライでようやく1速に入れることができたのですが、大きく出遅れる結果となりました。
その後も、慣れぬマシンでスピンを喫した久保田。その原因を「ZF 5D5 20ギアボックスが扱いにくくて、うまくシフトダウンできないんです。それで2度ほどスピンしてしまいました」と語る久保田。
しかしながら、ZFのクセを克服した中盤以降にペースアップし、次々と先行車をパス。一時期は最後尾の29位まで落ちたものの、総合16位でのフィニッシュとなりました。
「あの難しいコンディションの中で素晴らしいレースだった!」
というのは、CTLのボス、クライブ・チャップマン。
「クライブごめん、スピンしてちょっとぶつけてしまった」
と久保田が謝ると、フロントカウルを見ながら
「カツ大丈夫だ、あとで黄色いペンキ塗っておくから」
と冗談が出るなごやかな雰囲気で、無事レースは終了しました。
「ロータス30はジム・クラークしか乗りこなせなかった失敗作だと言われていますが、今回ドライブして思ったのは、クルマ自体のバランスも悪くなくて思いのほか乗りやすい、良いマシンだということでした。唯一、ギアボックスだけが扱いづらかったですね。でもギアやエンジンを調整して煮詰めていけば、十分トップを争える戦闘力があると思いますよ」
と、その印象を語る久保田。
場内放送で「日本から来たカツは、本当にヒストリック・レーシングを愛してる!」とアナウンスされたように、このグッドウッド・リバイバルの世界にもすっかり馴染み、久保田自身もその面白さにハマっているようです。
そして今回のもうひとつのハイライトが、1949~71年に作られたペダルカー、オースティンJ40のワンメイクで行われるセットリントン・カップ。
久保田の愛娘である麻莉ちゃんが、日本人として初めてこのカテゴリーへのエントリーを果たしました。
この日のために、親子揃って駒沢公園でのトレーニングを繰り替えしてきたという久保田親子。
マシンはなんとCTLのファクトリーに送られ、ケヴィン・スミス以下CTLのメカニックが徹底的に転がり抵抗の低減に務めた! というワークス・マシンになっています。
土曜と日曜のお昼に行われる、リバイバルでもっとも激しく微笑ましいレースには、なんと50台がエントリー!
彼、彼女たちの親は皆、他のカテゴリーで活躍する超VIPばかり。この中から未来のリバイバル・ウィナーが誕生するのは間違いない、といえるでしょう。
迎えた土曜のレース1では、雰囲気に飲まれてしまったのか、ル・マン式のスタートダッシュに遅れてしまった麻莉選手。
しかしながら日頃のトレーニングの成果を生かし、必死に前を追った結果、2分13秒460のタイムで総合36位完走を果たしました。
続く日曜の第2レースでは、ル・マン式スタートこそうまく決まったものの、マシンが後ろの溝にはハマってしまうという不運。ここで押してしまうとペナルティになってしまうため、最後尾からの追い上げとなりました。
途中、なんどか不安そうな表情を見せた麻莉選手ですが、最後の最後で前を走っていたアデル・カノン選手をパス。大歓声の中、総合46位でゴールしています。
ゴール後に「マリ、よかったよ!」と激励にやってきたのはクライブ。でも悔しかったのか、麻莉ちゃんは涙目に。横でそんな麻莉ちゃんをなぐさめているのは、昨年のグローヴァー・トロフィー・ウィナーのニック・フェネルの奥様である佐知子さん。
とにかくはじめてのレース、よくがんばりました!
そんながんばりが目にとまったのか、英国3大紙のひとつ『ザ・テレグラフ』電子版の一面に、久保田親子の写真が!
そういう意味でも、いい記念になったレースでした。
一方、日曜に決勝が行われた60年代の1.5リッターF1によるグローヴァー・トロフィーは大波乱。
まず金曜の予選では、出走時間が延期されるほどの大雨。結局その後、路面コンディションが回復しない中での計測となりましたが、コヴェントリー・クライマックスをオーバーホールして絶好調のアンディ・ミドルハーストのロータス25がポールポジションを獲得。
残るCTL勢も昨年の覇者ニック・フェネルの25が4位、ダン・コリンズの21が11位、アンドリュー・ビューモントの24が25位でそれぞれクオリファイ。
「ドライだったら、本当に面白いポールポジション争いが繰り広げられたはずなのに残念だったね」とはクライブの弁。
しかしながら迎えた日曜の決勝も大雨。
ポールからスタートしたアンディの25はオープニングラップから独走態勢を築き、リードを進めていくのですが……。
ウォータースクリーンの中で順位を落としてしまったニックの25は、序盤で雨に足をすくわれてしまいスピン。無念のリタイア。
さらにダンの21も、スタート前に発生したトラブルが直らず、ピットスタートするもリタイア。
各所でコースアウトが続出する荒れたレースの中、いつも冷静なアンドリューはマージンをもって走行。しかしながら、終盤でリタイアとなってしまいました。
しかも、ついに7勝目か? と思われたアンディにも異変。背後から追い上げるマーティン・ストレットンのロータス24が徐々に差をつめ、アンディをオーバーテイク。アンディもなんとか食らいつこうとプッシュしますが、悔しい2位でのフィニッシュとなってしまいました。
このほかのレースでは、戦後のフロントエンジンF1で競われるリッチモンド・トロフィーで、久保田の友人でもあるスペインのホアキン・フォルチのドライブするロータス16が3位入賞!
今年は1950年代の2リッター以下レーシング・スポーツで争われたマジウィック・カップにニック・フェネルがロータス11でエントリーしましたが、こちらも無念のリタイアとなってしまいました。
このように、今年も悲喜こもごも様々なドラマのあった、グッドウッド・リバイバル。来年はこの興奮を味わいにみなさんもお越しになってはいかがでしょうか?
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